2013年07月21日 (日) | Edit |
お留守番第三弾ですわ。


##### 2012年紀州口熊野マラソン・その7 ###############

身体の重さに加えて吐き気と戦う終盤戦。
どうなってしまうんでっしゃろか?

 38~39km ⇒ 6:57

給水所ではだいたいスポーツドリンクを補給するんですけど、
独特の味が吐き気を強めそうで、
このあたりでは真水を飲んでましてん。
そうこうしてるうちに吐き気は収まってきた
…って、すんません。あっさり解決してもうて。
悶絶しながら走り続けた方がドラマチックなんやけどねぇ(苦笑)。

吐き気が落ち着いたら、沿道の人の声が耳に入ってくるようになった。
そういえばこの数キロは、沿道に応援者は居てくれたんやけど、
その顔はのっぺらぼうのようで、その声は単なるざわめきのようで、
ほとんど印象に残ってなかったな…。

沿道の声に耳を傾けると、
どうやらマッチが私の少し前を走っているらしい。

「○○ちゃ~ん、今、(マッチが)通った♡」と電話で話す声。
「いやぁ~ん、(撮ったのに)脚しか写らんかった~」と残念がる声。

視線を前にやると、
50mほど先にそれらしきヘアスタイルの人が走ってる。
あの人なら、さっきからワシと抜きつ抜かれつやったな…。
#特徴的なウェアやったからよう覚えてますねん。
「ここはいっちょ、追いついて顔を確認したろ」と
野次馬根性を出したものの、マッチ(に違いないランナー)との差は
だんだん開いていきましてん…やりよる。

 39~40km ⇒ 6:35
 40~41km ⇒ 6:47
 41~42km ⇒ 6:28
 42~42.195km ⇒ 1:09


吐き気はおさまったものの、身体の重さは相変わらずですわ。
さっきまでが「水中を走ってる感じ」なら、この辺りでは、
「(グラウンド整地用の)ローラーを引っ張ってる感じ」ですわ。
具体的に説明すると、身体が後ろに引っ張られるのに加えて、
地面に向かっても引っ張られる感じですわ。

♪おっもっい~ぃこぉんだぁら~試練の道を~

それでも、ゴールへと向かう帰巣本能に従って、
動物のようにひたすら脚を前に運びますねん。
掛け声というより奇声を発しながらのラン。
ゴール地点にある建物も見えてきた。
ゴール前の数百メートルは応援の人垣ができてた。
気にせず奇声を発しながら、死力を振り絞って人垣の間を駆ける。

…周りのざわめきが全く聴こえない感覚のなか、
ゴールゲートをくぐる。
目標の4時間半を切ったのは意識してたけど、
そのうれしさより先に浮かんできた想いは、ただシンプルに

「もう歩いてもエエんや」

…あぁ、歩いてもエエんやなぁ。

ゴールエリアでは、靴に結んだICチップを係の人が外してくれる。
周りの人の「マッチお疲れ!」という言葉が耳に入り、
ふと横に目をやると紛うかたなくマッチがすぐそばに居た。
やっぱり、アレはマッチやったんや。
# 私の約2分前にゴールしたもよう。
ミーハーな気持ちではなく、
同じように走り抜いた戦友のような気持ちで彼を見ていた。

自分で設定した目標を、
途中でダウングレードすることなく達成した。
#自分はダメ人間ではなかったんや…。
一つ前に書いたけど、自分で決めた目標に立ち向かうのはしんどかった。
人に強制された方がどれだけ楽かと思う。

…って、いえいえ。小難しいことは置いといて、
早く帰って風呂に入って、ビールでも飲みますか。
文句あっかー?

ってな訳で、紀州口熊野マラソンのお話はおしまい。
あ、全部読んでくれはったん? お疲れさんです~(笑)。
また走りまっさ~。

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ちなみにタイムは4時間27分台でしてん。


ギンギラギンにさりげなく
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