2016年09月27日 (火) | Edit |
もす!
ワシの100km遍歴。
勝手に一人で走ったのは別としてレースでは1勝2敗…。
「勝ち越しを目指します!」
…なんて言おうモンなら、あと2回参戦せんとアカンから、
言うならせめて
「引き分けを目指します!」
…か。
発言は慎重に(笑)。
そんなハマーいしきちです。
…って、芸風パクるんはこのくらいにして(爆)、
丹後ネタ最終回でおま。
*****
微かに頑張ってる感はあるものの
弥栄庁舎まではプラン通り。
そこから碇高原の関門が気に掛かって、
峠への道を余分にペースを上げてはハァハァ。
碇高原にヤリすぎの5分早着。
早着分・予定と合わせて10分休憩して定刻出発
…ってとこからの続きでおま。
【碇高原管理事務所(71.8km)~丹後庁舎(84.9km)】

色々あったようでいて、たった13kmの出来事やったんか…。
激しい雨。
碇高原のエイドでゴミ袋ポンチョを着込む。
肩のところを切り過ぎて、
たまにずり落ちてくるけど無いよりマシ。
身体が冷えるとレース終盤で堪えるやろ…ってな具合に、
この時点ではまだゴール出来ると思ってましてん。
第4関門(丹後庁舎)を
「16時25分 - 16時20分」で制限5分前に通過するプラン。
また例によって、
「16時25分00秒 - 16時20分59秒」ってこともあり得るんで、
「時間制限まで約4分のマージン」って認識でしてん。
ここから丹後庁舎までの設定ペースは(完走した)一昨年とほぼ同じ。
言うてもしばらく下りな訳で、一昨年と同様そこそこ稼げるやろ。
【碇高原管理事務所~縦貫林道左待避所:4.3km・予定ペース7'15/km】
…そんな楽観は走りだしてすぐに砕かれましてん。
太腿が悲鳴を上げ、足底は故障寸前の嫌な感じ。
加えて、左足親指の骨が外れかけてるかのような違和感。
骨に衝撃がビンビンくる…。
「何や? コレは…」
脚が逝く寸前で抑える感じでダウンヒル。
縦貫林道左待避所(76.1km)着。
一昨年、ここは確か、エイドのおばちゃんが
全身で「ぐわぁ~(プルプル)」と応援してくれたところや。
今年はそんなこともない
…というか、世界が灰色に見えてる記憶のみ。
(測定忘れで)休憩時間が不明なものの、
ようやく走りだせる気になったのはプランから2分遅れ。
これで時間制限までのマージンは2分程度…。
「まだ何とかなる…もし復活すれば」
復活するかどうかは知らん
…いや、そんなモン走ってみんと分かる訳ない。
「ウルトラには復活があるから」
復活がないと困るっちゅうねん!
【縦貫林道左待避所~R178旧道入口:3.3km・予定ペース7'30/km】
この区間。
リタイアした人を乗せたバスが時々追い越していく。
それぞれに事情があったんやろ…。
関門に掛かった仲間はたくさん居ると思われる。
誰か知ってる人が車窓からこっちを見てないやろか?
…そんなことを思いながら、
碇高原を下りきって国道178号へ。
ここからはヤラしい感じのアップダウンがありますな。
もちろん前回の記憶が残ってて覚悟は出来てたんですけど、
いざ走ってみると、余裕を持って設定したはずのペースから
ズルズルズルズルと後退。
「この動かん脚をどうにかして!」
それでも丹後庁舎への到着時間を読みつつ、
何とか踏みとどまって、
R178旧道入口エイド(79.4km)エイドに3分遅着。
まるでスピード練習したときみたいに肩で息をする。
雨に打たれながら地べたに座って脚を揉んでたら、
エイドのボランティアの人が
「そんなとこで気の毒に…こっち(テントの下)に!」って
言ってくれはったんですけど、そんな時間さえ惜しい状況。
被り水を脚にドバドバ掛けてから、プランに遅れること2分で出発。
一歩ごとにシューズがグチュグチュ鳴っている。
【R178旧道入口~筆石バス停:3.3km・予定ペース8'00/km】
出発の時点で時間制限までのマージン2分。
次の丹後庁舎の関門まで5.5km。
普通に考えたら根性だけでどうにかなりそうな距離。
でも、腰まで泥濘に埋まったみたいに脚が動かない。
「コレ、誰の脚???」
上り坂は果てしなく続くように見える。絶望の壁。
それでも半泣きになりながら前進。
「前進の他に何が出来るっちゅうねん! アホか(゚Д゚)ゴルァ!!」
手負いの獣のごとく丹後路を進みますねん。
【筆石バス停~丹後庁舎:2.2km・予定ペース7'30/km】
筆石バス停には5分遅着…これでマージンがマイナス1分。
脚を休ませようにもそんな時間は無し。
2.2kmを約15分で進むべきなのは分かった。
「7'30/kmから零れんように進んで、
残り数百メートルで根性ダッシュ」
…コレが出来んと今年の丹後は終わる。
しっかし、"7'30/km"なんて数字…
碇の関門を出発してから一回も見てない。
でも、それをヤらんと今年の丹後は終わる。
「何してんねん! 動けや、この脚!!!」
Garminに表示されたラップ平均ペースが、
7'30/kmどころかキロ8分、キロ9分とズルズル後退。
「お前、丹後まで一体何しに来てん!?」
「走りに来たんやろ? ほんなら速よ走れや!!!」
いつの間にやら移動収容車が近くに停車。
「大丈夫ですか(乗りますか)?」
「いえ、(自分で)行きますから」
この時点でランナーは疎らやったんですけど、
ときたま鬼の形相で抜いていくランナーあり。
関門突破を諦めてないことを背中で語ってる。
いや。ワシかて諦めてない。諦めてないけど…。
関門まで残り1.5km程度やったか、
ひと呼吸整えるために歩きを入れたとき、
何かの「スイッチ」が切れる感じがしましてん。
再びそこから走りだすことはなかった…。
「頭(こうべ)垂れてますよ」
と声を掛けてくれたハマーさんに抜かされたのは
そのしばらく後やったか…。
い:「(ハマーさんは関門突破)イケますか?」
ハ:「いや…無理やと思います」
そうは言いながら力強く走っていく彼の背中が
みるみる遠ざかっていく。
ファイティングポーズを崩さない彼の背中に嫉妬しながら、
丹後路を落武者のように彷徨う自分。
時間にして数分のハズなんですけど、
とてつもなく長く感じられた時間の後、
関門まで残り約1kmの地点に差し掛かったときに、
ついに制限時刻の16:25を迎えた。
…
……
………
ときどき移動収容車が横を通過していく。
普通ならさっさと収容した方が早く片付くはず。
でも、この段階で走ってるランナーは
「残り1km切ってるんやから這ってでも行く」
…って言うに決まってる。自分だってそう。
そういうランナーの習性を知ってか知らずか、
移動収容車は停車することなく側方を通過。
要所要所では、制限時間が過ぎたにも関わらず
ボランティアの交通整理員さんが立っている。
「ファイトです!」
「頑張ってください!」
もちろん彼らも制限時間を過ぎてることは百も承知。
でも、掛けるとしたらそんな言葉しかなかったんやろう…。
「ここまで来たのに…残念やったな。でも分かるよ」
と言葉を掛けてくれたボランティアさんも居た。
視線の先に見覚えのある丹後庁舎の建物。
「あと数百メートル…お疲れさん」
とにかく、何回も「ありがとう」と言いながら
この1km程度の区間を過ごしましてん。
そして…。
スタートしてから12時間10分。
84.9km地点、丹後庁舎で今年の丹後は終わった。

16時40分(制限時間を約15分超)
ふらついて手振れしたのと、
おそらくレンズに水滴がついてたか曇ってたか、
全くの偶然なんですけど、
そのときの気分を見事に反映した写真になってますわ。
*****
何がアカンかったかは、一人で大人しく考えときます。
大会運営に関わってくれた人達や、
一緒に走ってくれた仲間、
応援してくれた仲間・見知らぬ人達に感謝して
丹後のレポートを終わります。
9/24(土)の走行距離: 10.3km
9/26(月)の走行距離: 10.2km
9月の走行距離: 234.1km
今年の夏も終わったナァ…

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ワシの100km遍歴。
勝手に一人で走ったのは別としてレースでは1勝2敗…。
「勝ち越しを目指します!」
…なんて言おうモンなら、あと2回参戦せんとアカンから、
言うならせめて
「引き分けを目指します!」
…か。
発言は慎重に(笑)。
そんな
…って、芸風パクるんはこのくらいにして(爆)、
丹後ネタ最終回でおま。
*****
微かに頑張ってる感はあるものの
弥栄庁舎まではプラン通り。
そこから碇高原の関門が気に掛かって、
峠への道を余分にペースを上げてはハァハァ。
碇高原にヤリすぎの5分早着。
早着分・予定と合わせて10分休憩して定刻出発
…ってとこからの続きでおま。
【碇高原管理事務所(71.8km)~丹後庁舎(84.9km)】

色々あったようでいて、たった13kmの出来事やったんか…。
激しい雨。
碇高原のエイドでゴミ袋ポンチョを着込む。
肩のところを切り過ぎて、
たまにずり落ちてくるけど無いよりマシ。
身体が冷えるとレース終盤で堪えるやろ…ってな具合に、
この時点ではまだゴール出来ると思ってましてん。
第4関門(丹後庁舎)を
「16時25分 - 16時20分」で制限5分前に通過するプラン。
また例によって、
「16時25分00秒 - 16時20分59秒」ってこともあり得るんで、
「時間制限まで約4分のマージン」って認識でしてん。
ここから丹後庁舎までの設定ペースは(完走した)一昨年とほぼ同じ。
言うてもしばらく下りな訳で、一昨年と同様そこそこ稼げるやろ。
【碇高原管理事務所~縦貫林道左待避所:4.3km・予定ペース7'15/km】
…そんな楽観は走りだしてすぐに砕かれましてん。
太腿が悲鳴を上げ、足底は故障寸前の嫌な感じ。
加えて、左足親指の骨が外れかけてるかのような違和感。
骨に衝撃がビンビンくる…。
「何や? コレは…」
脚が逝く寸前で抑える感じでダウンヒル。
縦貫林道左待避所(76.1km)着。
一昨年、ここは確か、エイドのおばちゃんが
全身で「ぐわぁ~(プルプル)」と応援してくれたところや。
今年はそんなこともない
…というか、世界が灰色に見えてる記憶のみ。
(測定忘れで)休憩時間が不明なものの、
ようやく走りだせる気になったのはプランから2分遅れ。
これで時間制限までのマージンは2分程度…。
「まだ何とかなる…もし復活すれば」
復活するかどうかは知らん
…いや、そんなモン走ってみんと分かる訳ない。
「ウルトラには復活があるから」
復活がないと困るっちゅうねん!
【縦貫林道左待避所~R178旧道入口:3.3km・予定ペース7'30/km】
この区間。
リタイアした人を乗せたバスが時々追い越していく。
それぞれに事情があったんやろ…。
関門に掛かった仲間はたくさん居ると思われる。
誰か知ってる人が車窓からこっちを見てないやろか?
…そんなことを思いながら、
碇高原を下りきって国道178号へ。
ここからはヤラしい感じのアップダウンがありますな。
もちろん前回の記憶が残ってて覚悟は出来てたんですけど、
いざ走ってみると、余裕を持って設定したはずのペースから
ズルズルズルズルと後退。
「この動かん脚をどうにかして!」
それでも丹後庁舎への到着時間を読みつつ、
何とか踏みとどまって、
R178旧道入口エイド(79.4km)エイドに3分遅着。
まるでスピード練習したときみたいに肩で息をする。
雨に打たれながら地べたに座って脚を揉んでたら、
エイドのボランティアの人が
「そんなとこで気の毒に…こっち(テントの下)に!」って
言ってくれはったんですけど、そんな時間さえ惜しい状況。
被り水を脚にドバドバ掛けてから、プランに遅れること2分で出発。
一歩ごとにシューズがグチュグチュ鳴っている。
【R178旧道入口~筆石バス停:3.3km・予定ペース8'00/km】
出発の時点で時間制限までのマージン2分。
次の丹後庁舎の関門まで5.5km。
普通に考えたら根性だけでどうにかなりそうな距離。
でも、腰まで泥濘に埋まったみたいに脚が動かない。
「コレ、誰の脚???」
上り坂は果てしなく続くように見える。絶望の壁。
それでも半泣きになりながら前進。
「前進の他に何が出来るっちゅうねん! アホか(゚Д゚)ゴルァ!!」
手負いの獣のごとく丹後路を進みますねん。
【筆石バス停~丹後庁舎:2.2km・予定ペース7'30/km】
筆石バス停には5分遅着…これでマージンがマイナス1分。
脚を休ませようにもそんな時間は無し。
2.2kmを約15分で進むべきなのは分かった。
「7'30/kmから零れんように進んで、
残り数百メートルで根性ダッシュ」
…コレが出来んと今年の丹後は終わる。
しっかし、"7'30/km"なんて数字…
碇の関門を出発してから一回も見てない。
でも、それをヤらんと今年の丹後は終わる。
「何してんねん! 動けや、この脚!!!」
Garminに表示されたラップ平均ペースが、
7'30/kmどころかキロ8分、キロ9分とズルズル後退。
「お前、丹後まで一体何しに来てん!?」
「走りに来たんやろ? ほんなら速よ走れや!!!」
いつの間にやら移動収容車が近くに停車。
「大丈夫ですか(乗りますか)?」
「いえ、(自分で)行きますから」
この時点でランナーは疎らやったんですけど、
ときたま鬼の形相で抜いていくランナーあり。
関門突破を諦めてないことを背中で語ってる。
いや。ワシかて諦めてない。諦めてないけど…。
関門まで残り1.5km程度やったか、
ひと呼吸整えるために歩きを入れたとき、
何かの「スイッチ」が切れる感じがしましてん。
再びそこから走りだすことはなかった…。
「頭(こうべ)垂れてますよ」
と声を掛けてくれたハマーさんに抜かされたのは
そのしばらく後やったか…。
い:「(ハマーさんは関門突破)イケますか?」
ハ:「いや…無理やと思います」
そうは言いながら力強く走っていく彼の背中が
みるみる遠ざかっていく。
ファイティングポーズを崩さない彼の背中に嫉妬しながら、
丹後路を落武者のように彷徨う自分。
時間にして数分のハズなんですけど、
とてつもなく長く感じられた時間の後、
関門まで残り約1kmの地点に差し掛かったときに、
ついに制限時刻の16:25を迎えた。
…
……
………
ときどき移動収容車が横を通過していく。
普通ならさっさと収容した方が早く片付くはず。
でも、この段階で走ってるランナーは
「残り1km切ってるんやから這ってでも行く」
…って言うに決まってる。自分だってそう。
そういうランナーの習性を知ってか知らずか、
移動収容車は停車することなく側方を通過。
要所要所では、制限時間が過ぎたにも関わらず
ボランティアの交通整理員さんが立っている。
「ファイトです!」
「頑張ってください!」
もちろん彼らも制限時間を過ぎてることは百も承知。
でも、掛けるとしたらそんな言葉しかなかったんやろう…。
「ここまで来たのに…残念やったな。でも分かるよ」
と言葉を掛けてくれたボランティアさんも居た。
視線の先に見覚えのある丹後庁舎の建物。
「あと数百メートル…お疲れさん」
とにかく、何回も「ありがとう」と言いながら
この1km程度の区間を過ごしましてん。
そして…。
スタートしてから12時間10分。
84.9km地点、丹後庁舎で今年の丹後は終わった。

16時40分(制限時間を約15分超)
ふらついて手振れしたのと、
おそらくレンズに水滴がついてたか曇ってたか、
全くの偶然なんですけど、
そのときの気分を見事に反映した写真になってますわ。
*****
何がアカンかったかは、一人で大人しく考えときます。
大会運営に関わってくれた人達や、
一緒に走ってくれた仲間、
応援してくれた仲間・見知らぬ人達に感謝して
丹後のレポートを終わります。
9/24(土)の走行距離: 10.3km
9/26(月)の走行距離: 10.2km
9月の走行距離: 234.1km
今年の夏も終わったナァ…

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2016年09月22日 (木) | Edit |
わんばんこ。
旅先は富山でおま。
今日は夕方にチョロっと走ってきましてん。

富山城址やら神通川をプラプラと6km弱。
下半身に疲労感は残ってるものの、
まぁ、キロ7分とかなら特に問題もなく。

富山大橋て言うそうな。

神通川
9/21(水)の走行距離: 5.7km
9月の走行距離: 202.1km

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*****
さてさて、丹後の話。
【弥栄庁舎(53.9km)~碇高原管理事務所(71.8km)】

弥栄庁舎から第三関門の碇高原管理事務所まで。
「想定より速いペースでイケイケですな」って、そやないんです。
脚や心が削られていくツラい区間でしてん。まぁ、聴いて。
この区間は独り旅。
人との交わりがほとんどなかったモンやから、
今日の記事はペースとか時刻とか、
やたら数字ばかり出てくることをご容赦願います。
碇高原の関門を
「14時35分 - 14時31分」で制限4分前に通過するプラン
…も、ラップ表は「秒」まで書いてないから、
「14時35分00秒 - 14時31分59秒」で、実際には約3分前に通過かも。
とにかく、「プランから3分ビハインドでアウト!」ってことを考えながら、
一つづつエイドを目指していきましてん。
【弥栄庁舎~交通規制ゲート:4.4km・予定ペース7'15/km】
トイレで時間が掛かって、弥栄庁舎を約1分遅発。
後のことを考えると、この1分は取り戻しておきたい。
これまで通り、エイド間で手動ラップを取ってて、
Garminにはラップ平均を表示。
区間距離を考えると7'00/kmくらいで進んだらエエか
…そんなことを考えるも、信号に引っかかったり、
いや、そんなことよりも、ジワジワと上っていくコースに
脚を削られる感じがしましてん。
「(完走した)一昨年は、この区間をもっと楽に進んでたはず」
ラップ平均ペースの表示がどんどん後退。
交通規制ゲート(58.3km)には約2分の延着。
これで1分くらいしかマージンがなくなった。
脚が妙にくたびれてる。しっかり揉んどかんと次がムリ。
「股間注水」も実施。休憩1分の予定が伸びて2分。
これでマージンなし。背水の陣。
【交通規制ゲート~新中津橋手前:3.7km・予定ペース10'00/km】
ここは基本上りで最後の方にちょっと下った気がするけど、
その割合はどうやったっけ???
ラップ平均ペースの表示が、最初は10'00/km超えで
エイド到着のときに10'00/kmに戻ってくればエエ。
…そんなことを考えながら走ってると、
走るのはとても無理な上りになってきた。ココは歩いてエエはず。
…アレ? 想定以上にラップ平均ペースの表示が落ち込んでいく。
キロ12分以上とか…これ、区間距離を掛け算すると
約7分のビハインドってことで、マージンゼロの現況からすると
完全アウトのやつや…。
いえね、もちろん、最後の方の下りで10'00/kmまで戻せたらエエ。
でも下りの距離ってどれくらいあったっけ?
分かってれば慌てなくてすむのに…。
コースプロファイルを頭に入れとくべきやったな。
この辺りで背後から「死ぬ気で走ってますか?」と、
美ジョガーさんからの声かけにビックリ。
碇の関門の時間を訊いてきはったんを機に少しだけお話。
その後はすごい速さでウォーキングして遠ざかっていかはりましてん。
(彼女はこの後も丹後庁舎まで抜きつ抜かれつ。
多分、ワシと同じくそこで関門に掛かった気がしますわ。)
記憶が怪しいんですけど、確かトンネルを抜けた辺りで下り。
次エイドに着くまでに10'00/kmに戻さんと今年の丹後は終わる
…そんな悲壮な気持ちで、
前腿にガンガン負担が掛かるのも気にせずペースアップ
…と、アレ? エイドに着くころには8'36/kmの表示。
何を勘違いしたか、チョッとヤりすぎたかも。
コレ、もし100km完走してたら「テヘペロ」ってなモンですけど、
今回はエイドに到着して肩でハァハァ息をしながら、
高低を把握してないことを反省。それと同時に、
この後も高低の記憶が曖昧になってることに気付く。
進む道が霧の中に消えていくような気がする。
被り水のところにいったらカメラマンが
「頭から水を被るところを撮るよ」ってことを
仕草で伝えてきたんですけど、無言で首を振って股間注水を実施。
ランパン・タイツを前に引っ張って、
股間目がけて柄杓の水を荒々しく注ぎ込む。
シューズが濡れるけど、そんなこと今どうでもエエ。
多分、ワシが手負いの獣のように見えたと思いますわ。
カメラマンがギョッとした表情でワシを見てたのが印象的。
結局この区間は、
2分遅発やったのを2分早着に持っていったことに。
でも、キツさのあまり休憩が約2分伸びたんでチャラ。
定刻出発で次を目指しますねん。
【新中津橋手前~吉野:3.5km・予定ペース8'00/km】
この区間はたしか「上り→下り」やったか…。
「ラップ平均ペースが後退して慌てる → 下りでぶっ飛ばす」
っていう、一つ前の区間と似たような展開でしてん。
そうそう。碇高原への道に入ってからというもの、
ラップ表とGarminしか見てないような状態。
だから周りの景色も頭に入りませんでしてん。
たしか、この区間でらぴさんを抜いたはず。
12時間切りを目標にしてる彼がここにいるのは明らかにヘン。
ひと声掛けたら生気のない返事。
「これはアカンやつや…励ましてもどうにもならん」と直感。
まぁ、人を励ますほどの余裕はなかったんですけど。
結局この区間は、3分早着、休憩が長引いて1分の早発。
これで関門までのマージンが4分程度。
「そんならエエやん」ってなモンでしょうけど、
既に必要以上に消耗してる。
一昨年もこんなにキツかったっけ?…景色が灰色。
【吉野~縦貫林道合流手前:3.3km・予定ペース11'00/km】
ここは確か、一番キツいところやったはず。
ロードというより登山みたいなとこがあったように記憶。
一昨年はキロ10分台後半で走って(?)て、
今年はそれに若干余裕を加えての予定ペース11'00/km。
1分早発してるんでここはイケるはず。
その次の区間はたしか下りが多いから、
関門に滑り込む目途が立ってきた。
前方にぐわぁTを発見。
どんどん近づいてきた背中はハマーさんでしてん。
何とか持ちこたえてる感じ。ひと声かけてパス。
その直後にぐわぁ応援チームの車が側方通過。
そのときの模様をTHさんpresents

気分が復活してるのが分かりますわ。
皆さん、応援ありがとうございます。
エイドには3分早着。長く休憩して1分早発。
【縦貫林道合流手前~碇高原管理事務所:3.0km・予定ペース9'00/km】
第三関門の碇高原管理事務所(71.8km)への道ですわ。
この区間を走ってるときから雨が降り始め、
雨脚は見る間に強くなっていきましてん。
ポンチョを被りだすランナーがちらほら。
まぁ、一日雨の予報が、ここまで降らずにいただけでも御の字。
関門に着くまでは濡れて行こう。
関門には、(プラン比で)5分早着。
エイドでの休憩を5分見積もってたから計10分は休める。
10分の間にストレッチ・脚揉みを丁寧にしとこう。
ここでらぴさんに遭遇。
一つ手前でリタイヤして車で運ばれてきたとのこと。
ユキさんが片足を引きづりながら歩いてる。
ハマーさんがやってきた。
ぐわぁTランナーの中で、
彼がここを通過できる最後のランナーと思われる。
それと同時に、後ろにいるはずの人数を数えると
…いやに完走率が低いな。
***
ちなみに、弥栄から碇高原までの、エイド間平均ラップを、
今年と一昨年で比較するとこんな感じ。
2016年:7'21-8'36-7'20-10'10-7'55
2014年:7'38-8'48-7'38-10'48-7'15
まぁ似たようなモンか…。
でも、一つひとつの数字の中での葛藤は全っ然違う。
# 一昨年は今年みたいな危機感はなかったはず。
今年の方が自分のポテンシャルは上がってるはず。
でも、はじめの3区間での変な焦りが失敗で、
これがこの後も尾を引きましてん。
今年は自分との心理戦に負けたんやろ
…今となってはそう思いますわ。
***
再び碇高原のエイド。
出発の時間が容赦なくやってきた。
残り30km近くを走る脚ではとてもないけど、
しばらくは下り一辺倒やし、
丹後海岸まで下りるころにはきっと復活してて、
第四関門の丹後庁舎(84.9km)に何とか滑り込めるやろ
…このときはそう楽観してましてん。
(続く)
ファイティングポーズは崩さん!

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旅先は富山でおま。
今日は夕方にチョロっと走ってきましてん。

富山城址やら神通川をプラプラと6km弱。
下半身に疲労感は残ってるものの、
まぁ、キロ7分とかなら特に問題もなく。

富山大橋て言うそうな。

神通川
9/21(水)の走行距離: 5.7km
9月の走行距離: 202.1km

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*****
さてさて、丹後の話。
【弥栄庁舎(53.9km)~碇高原管理事務所(71.8km)】

弥栄庁舎から第三関門の碇高原管理事務所まで。
「想定より速いペースでイケイケですな」って、そやないんです。
脚や心が削られていくツラい区間でしてん。まぁ、聴いて。
この区間は独り旅。
人との交わりがほとんどなかったモンやから、
今日の記事はペースとか時刻とか、
やたら数字ばかり出てくることをご容赦願います。
碇高原の関門を
「14時35分 - 14時31分」で制限4分前に通過するプラン
…も、ラップ表は「秒」まで書いてないから、
「14時35分00秒 - 14時31分59秒」で、実際には約3分前に通過かも。
とにかく、「プランから3分ビハインドでアウト!」ってことを考えながら、
一つづつエイドを目指していきましてん。
【弥栄庁舎~交通規制ゲート:4.4km・予定ペース7'15/km】
トイレで時間が掛かって、弥栄庁舎を約1分遅発。
後のことを考えると、この1分は取り戻しておきたい。
これまで通り、エイド間で手動ラップを取ってて、
Garminにはラップ平均を表示。
区間距離を考えると7'00/kmくらいで進んだらエエか
…そんなことを考えるも、信号に引っかかったり、
いや、そんなことよりも、ジワジワと上っていくコースに
脚を削られる感じがしましてん。
「(完走した)一昨年は、この区間をもっと楽に進んでたはず」
ラップ平均ペースの表示がどんどん後退。
交通規制ゲート(58.3km)には約2分の延着。
これで1分くらいしかマージンがなくなった。
脚が妙にくたびれてる。しっかり揉んどかんと次がムリ。
「股間注水」も実施。休憩1分の予定が伸びて2分。
これでマージンなし。背水の陣。
【交通規制ゲート~新中津橋手前:3.7km・予定ペース10'00/km】
ここは基本上りで最後の方にちょっと下った気がするけど、
その割合はどうやったっけ???
ラップ平均ペースの表示が、最初は10'00/km超えで
エイド到着のときに10'00/kmに戻ってくればエエ。
…そんなことを考えながら走ってると、
走るのはとても無理な上りになってきた。ココは歩いてエエはず。
…アレ? 想定以上にラップ平均ペースの表示が落ち込んでいく。
キロ12分以上とか…これ、区間距離を掛け算すると
約7分のビハインドってことで、マージンゼロの現況からすると
完全アウトのやつや…。
いえね、もちろん、最後の方の下りで10'00/kmまで戻せたらエエ。
でも下りの距離ってどれくらいあったっけ?
分かってれば慌てなくてすむのに…。
コースプロファイルを頭に入れとくべきやったな。
この辺りで背後から「死ぬ気で走ってますか?」と、
美ジョガーさんからの声かけにビックリ。
碇の関門の時間を訊いてきはったんを機に少しだけお話。
その後はすごい速さでウォーキングして遠ざかっていかはりましてん。
(彼女はこの後も丹後庁舎まで抜きつ抜かれつ。
多分、ワシと同じくそこで関門に掛かった気がしますわ。)
記憶が怪しいんですけど、確かトンネルを抜けた辺りで下り。
次エイドに着くまでに10'00/kmに戻さんと今年の丹後は終わる
…そんな悲壮な気持ちで、
前腿にガンガン負担が掛かるのも気にせずペースアップ
…と、アレ? エイドに着くころには8'36/kmの表示。
何を勘違いしたか、チョッとヤりすぎたかも。
コレ、もし100km完走してたら「テヘペロ」ってなモンですけど、
今回はエイドに到着して肩でハァハァ息をしながら、
高低を把握してないことを反省。それと同時に、
この後も高低の記憶が曖昧になってることに気付く。
進む道が霧の中に消えていくような気がする。
被り水のところにいったらカメラマンが
「頭から水を被るところを撮るよ」ってことを
仕草で伝えてきたんですけど、無言で首を振って股間注水を実施。
ランパン・タイツを前に引っ張って、
股間目がけて柄杓の水を荒々しく注ぎ込む。
シューズが濡れるけど、そんなこと今どうでもエエ。
多分、ワシが手負いの獣のように見えたと思いますわ。
カメラマンがギョッとした表情でワシを見てたのが印象的。
結局この区間は、
2分遅発やったのを2分早着に持っていったことに。
でも、キツさのあまり休憩が約2分伸びたんでチャラ。
定刻出発で次を目指しますねん。
【新中津橋手前~吉野:3.5km・予定ペース8'00/km】
この区間はたしか「上り→下り」やったか…。
「ラップ平均ペースが後退して慌てる → 下りでぶっ飛ばす」
っていう、一つ前の区間と似たような展開でしてん。
そうそう。碇高原への道に入ってからというもの、
ラップ表とGarminしか見てないような状態。
だから周りの景色も頭に入りませんでしてん。
たしか、この区間でらぴさんを抜いたはず。
12時間切りを目標にしてる彼がここにいるのは明らかにヘン。
ひと声掛けたら生気のない返事。
「これはアカンやつや…励ましてもどうにもならん」と直感。
まぁ、人を励ますほどの余裕はなかったんですけど。
結局この区間は、3分早着、休憩が長引いて1分の早発。
これで関門までのマージンが4分程度。
「そんならエエやん」ってなモンでしょうけど、
既に必要以上に消耗してる。
一昨年もこんなにキツかったっけ?…景色が灰色。
【吉野~縦貫林道合流手前:3.3km・予定ペース11'00/km】
ここは確か、一番キツいところやったはず。
ロードというより登山みたいなとこがあったように記憶。
一昨年はキロ10分台後半で走って(?)て、
今年はそれに若干余裕を加えての予定ペース11'00/km。
1分早発してるんでここはイケるはず。
その次の区間はたしか下りが多いから、
関門に滑り込む目途が立ってきた。
前方にぐわぁTを発見。
どんどん近づいてきた背中はハマーさんでしてん。
何とか持ちこたえてる感じ。ひと声かけてパス。
その直後にぐわぁ応援チームの車が側方通過。
そのときの模様をTHさんpresents

気分が復活してるのが分かりますわ。
皆さん、応援ありがとうございます。
エイドには3分早着。長く休憩して1分早発。
【縦貫林道合流手前~碇高原管理事務所:3.0km・予定ペース9'00/km】
第三関門の碇高原管理事務所(71.8km)への道ですわ。
この区間を走ってるときから雨が降り始め、
雨脚は見る間に強くなっていきましてん。
ポンチョを被りだすランナーがちらほら。
まぁ、一日雨の予報が、ここまで降らずにいただけでも御の字。
関門に着くまでは濡れて行こう。
関門には、(プラン比で)5分早着。
エイドでの休憩を5分見積もってたから計10分は休める。
10分の間にストレッチ・脚揉みを丁寧にしとこう。
ここでらぴさんに遭遇。
一つ手前でリタイヤして車で運ばれてきたとのこと。
ユキさんが片足を引きづりながら歩いてる。
ハマーさんがやってきた。
ぐわぁTランナーの中で、
彼がここを通過できる最後のランナーと思われる。
それと同時に、後ろにいるはずの人数を数えると
…いやに完走率が低いな。
***
ちなみに、弥栄から碇高原までの、エイド間平均ラップを、
今年と一昨年で比較するとこんな感じ。
2016年:7'21-8'36-7'20-10'10-7'55
2014年:7'38-8'48-7'38-10'48-7'15
まぁ似たようなモンか…。
でも、一つひとつの数字の中での葛藤は全っ然違う。
# 一昨年は今年みたいな危機感はなかったはず。
今年の方が自分のポテンシャルは上がってるはず。
でも、はじめの3区間での変な焦りが失敗で、
これがこの後も尾を引きましてん。
今年は自分との心理戦に負けたんやろ
…今となってはそう思いますわ。
***
再び碇高原のエイド。
出発の時間が容赦なくやってきた。
残り30km近くを走る脚ではとてもないけど、
しばらくは下り一辺倒やし、
丹後海岸まで下りるころにはきっと復活してて、
第四関門の丹後庁舎(84.9km)に何とか滑り込めるやろ
…このときはそう楽観してましてん。
(続く)
ファイティングポーズは崩さん!

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2016年09月21日 (水) | Edit |
わんばんこ。今日も富山に居ますねん。
アカン系の痛みはないものの、筋疲労って言うん?
下半身の筋肉がとにかく疲れてる感じ…ってな訳で、
今日も銭湯で「湯船・水風呂のインターバル」×3本。
明朝に雨がヒドくなければ5kmくらいチンタラと走ってみますかいな?
*****
ほんなら丹後ネタの続き
【海山園(29.6km)~弥栄庁舎(53.9km)】

スタートしてから第一関門の海山園まで。
ご覧の通り、ほぼ「定刻」通り。完璧なレースメイキング!
「そんなに予定調和が楽しいんか?」
って言われようがそんなモンほっとけ!
勝ったらエエねん、勝ったら
…負けたけどな(ふ)。
うどん2杯をしたためて、ストレッチ・脚揉みを実施。
空きボトルに水を詰めて、海山園エイドを出発。
この辺りは果物の直売所が多いですわ。
ありがたいことに毎年出してくれはる私設エイドで
梨を食べさせてもらいましてん。
梨って、適度な水気や甘さ、食感が
ウルトラに抜群にマッチしてる気がしますわ。
温泉街まで戻ったら再びtenkoさんの応援。
「ありがとうございまーす」
「うんうん、頑張って! えっと、誰だっけ?」
…まぁ、そうなりますわな(笑)。
どっちかと言うと影が薄い目のいしきちサンでおまヽ(´ー`)ノ
そして七竜峠の復路へ。

復路バージョンの七竜峠攻略法…ロイヤルプラン!
# …って、何やねんロイヤルて(笑)。
七竜峠て復路の方がキツく感じますわ。ンなことない?
歩き倒して展望台エイド着(38.3km)。
用意された被り水を柄杓で太腿に掛けますねん。
# 伝家の宝刀「股間注水」は今のところ必要なし。
浅茂川漁港へ向かって下っていく途中で
カステランさん・ロボッチさんの撮影会(?)に飛び入り。

ワシ(左)・カステランさん(右)。
お互い元気やったナァ…あの頃は(笑)。
で、浅茂川漁港エイド(43.5km)にIN
早速目に飛び込んできたのはtenkoさん特製の応援横断幕。

これ、スゴイなぁ…。
大変な手間やろうに…ありがとうございます!
ここでも うどん がありましたな。
バナナに飽きてきた頃にエエ感じのアクセントになりましてん。
炭水化物感(?)に加えて、ダシの塩気がエエんやろな。
当然のようにお替り!
自販機で麦茶を買ってから出発。
ここからしばらくは新コース。
新設の三本松交差点エイド(47.4km)の手前では
けっこうな上りがあってビビる。
「コース変わった言うても似たようなモンやろ?」と、
チョッとナメてましてん(サーセン)。
で、以前からのコースに合流して、
50kmのマットを踏んでしばらく後に丹後王国前エイド(50.8km)に到着。
#「あじわいの郷」って言ってくれた方がピンとくる。
エイドのパンを貪り食って、ルーチンのストレッチ・脚揉みを実施。
ふと目を遣るとブルーシートに仰向けに倒れてるランナー発見。
まぁ、「数時間後の自分の姿かも知れん」と、
気持ちを引き締めてエイドを出発。
そうそう。
コース変更によって、「あじわいの郷」への
上りアプローチがなくなって喜んだものの、
「アレ以上やろ」ってな上りが新たに出現してゲンナリ。
# ま、前日に車で通ったから覚悟は出来てたんですけどね。
そして弥栄庁舎に向かって足を運んでると
沿道にじぇーてぃーさんの応援。
ぐわぁエイドがすぐそばにあるらしい。
おぉ、これは凄いな。ホンマに頭が下がります
…って、今気づいたけど写真撮るんを忘れてるやん!

…ってな訳で、THさんのとこから拝借(サーセン)。
お茶をお替りして出発。
「いしきちサンは、そらぁイケるよ」みたいなことを言ってもらって、
まぁ、自分もそのつもりやったんですわ…その時は。
さらに脚を進めるうちに、信号待ちのときに
応援の地元オッサンが話しかけてきた。
ウルトラがあるんは前から知ってたけど、
碇高原を通るのはつい最近知ったらしい。
「アンタら、あんな(キツい)とこ、よう走るナァ」
…ま、ワシもその感慨には同意しますわ(苦笑)。
自販機で麦茶を追加購入する内に、
弥栄庁舎エイド(53.9km)に、見事に定刻到着!
このエイド名物のバラ寿司をいただく…お替りクン!
コンソメスープをいただく…お替りクン!
トイレも済ませて、いよいよ碇高原への道へ向かう。
ここまでのところ、
「(完走した)一昨年よりはチョッとキツい目。でも、揺れの範囲内」
「この後、碇高原の関門にさえ滑りこんだら、完走は出来るな」
ってな感触。クックックッ…。
(続く)
獲らぬ碇(いかり)の皮算用

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下半身の筋肉がとにかく疲れてる感じ…ってな訳で、
今日も銭湯で「湯船・水風呂のインターバル」×3本。
明朝に雨がヒドくなければ5kmくらいチンタラと走ってみますかいな?
*****
ほんなら丹後ネタの続き
【海山園(29.6km)~弥栄庁舎(53.9km)】

スタートしてから第一関門の海山園まで。
ご覧の通り、ほぼ「定刻」通り。完璧なレースメイキング!
「そんなに予定調和が楽しいんか?」
って言われようがそんなモンほっとけ!
勝ったらエエねん、勝ったら
…負けたけどな(ふ)。
うどん2杯をしたためて、ストレッチ・脚揉みを実施。
空きボトルに水を詰めて、海山園エイドを出発。
この辺りは果物の直売所が多いですわ。
ありがたいことに毎年出してくれはる私設エイドで
梨を食べさせてもらいましてん。
梨って、適度な水気や甘さ、食感が
ウルトラに抜群にマッチしてる気がしますわ。
温泉街まで戻ったら再びtenkoさんの応援。
「ありがとうございまーす」
「うんうん、頑張って! えっと、誰だっけ?」
…まぁ、そうなりますわな(笑)。
どっちかと言うと影が薄い目のいしきちサンでおまヽ(´ー`)ノ
そして七竜峠の復路へ。

復路バージョンの七竜峠攻略法…ロイヤルプラン!
# …って、何やねんロイヤルて(笑)。
七竜峠て復路の方がキツく感じますわ。ンなことない?
歩き倒して展望台エイド着(38.3km)。
用意された被り水を柄杓で太腿に掛けますねん。
# 伝家の宝刀「股間注水」は今のところ必要なし。
浅茂川漁港へ向かって下っていく途中で
カステランさん・ロボッチさんの撮影会(?)に飛び入り。

ワシ(左)・カステランさん(右)。
お互い元気やったナァ…あの頃は(笑)。
で、浅茂川漁港エイド(43.5km)にIN
早速目に飛び込んできたのはtenkoさん特製の応援横断幕。

これ、スゴイなぁ…。
大変な手間やろうに…ありがとうございます!
ここでも うどん がありましたな。
バナナに飽きてきた頃にエエ感じのアクセントになりましてん。
炭水化物感(?)に加えて、ダシの塩気がエエんやろな。
当然のようにお替り!
自販機で麦茶を買ってから出発。
ここからしばらくは新コース。
新設の三本松交差点エイド(47.4km)の手前では
けっこうな上りがあってビビる。
「コース変わった言うても似たようなモンやろ?」と、
チョッとナメてましてん(サーセン)。
で、以前からのコースに合流して、
50kmのマットを踏んでしばらく後に丹後王国前エイド(50.8km)に到着。
#「あじわいの郷」って言ってくれた方がピンとくる。
エイドのパンを貪り食って、ルーチンのストレッチ・脚揉みを実施。
ふと目を遣るとブルーシートに仰向けに倒れてるランナー発見。
まぁ、「数時間後の自分の姿かも知れん」と、
気持ちを引き締めてエイドを出発。
そうそう。
コース変更によって、「あじわいの郷」への
上りアプローチがなくなって喜んだものの、
「アレ以上やろ」ってな上りが新たに出現してゲンナリ。
# ま、前日に車で通ったから覚悟は出来てたんですけどね。
そして弥栄庁舎に向かって足を運んでると
沿道にじぇーてぃーさんの応援。
ぐわぁエイドがすぐそばにあるらしい。
おぉ、これは凄いな。ホンマに頭が下がります
…って、今気づいたけど写真撮るんを忘れてるやん!

…ってな訳で、THさんのとこから拝借(サーセン)。
お茶をお替りして出発。
「いしきちサンは、そらぁイケるよ」みたいなことを言ってもらって、
まぁ、自分もそのつもりやったんですわ…その時は。
さらに脚を進めるうちに、信号待ちのときに
応援の地元オッサンが話しかけてきた。
ウルトラがあるんは前から知ってたけど、
碇高原を通るのはつい最近知ったらしい。
「アンタら、あんな(キツい)とこ、よう走るナァ」
…ま、ワシもその感慨には同意しますわ(苦笑)。
自販機で麦茶を追加購入する内に、
弥栄庁舎エイド(53.9km)に、見事に定刻到着!
このエイド名物のバラ寿司をいただく…お替りクン!
コンソメスープをいただく…お替りクン!
トイレも済ませて、いよいよ碇高原への道へ向かう。
ここまでのところ、
「(完走した)一昨年よりはチョッとキツい目。でも、揺れの範囲内」
「この後、碇高原の関門にさえ滑りこんだら、完走は出来るな」
ってな感触。クックックッ…。
(続く)
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2016年09月20日 (火) | Edit |
わんばんこ。
出張で富山にやってきましてん。木曜朝まで滞在予定でおま。
旅ランするには脚がくたびれ過ぎてますわ。
ホテル近所の銭湯で、
湯船と水風呂のインターバル(笑)3本しときましてん。
…で、さっき外に出たついでに、試しに小走りしてみたんですけど、
明日の朝ランは止めときますわ(苦笑)。
いや、あの、出来なくもないけど、きっと楽しくなさそうですわ。
*****
さてさて、丹後の話
皆んな優しいんやから…。ありがとうございます。
【装備・補給】
ま、既に書いた通り、「ほぼ普段の遠足ロング走の通り」。
特別装備は「ミニようかん2本・水」
…これは、最初の数エイドの混雑回避用。
あとは基本的にエイドで済ましましてん。
途中でエイドの水とVAAMに飽きて麦茶を買ったりもしましたな。
【天候】
一日中雨の予報がスタート時間には雨が止んで、
まぁ、途中パラっときたりしたものの、基本的に曇り。
「よっしゃ! 今日はもらった!!!」と思うも、
65kmくらい(?)の碇高原のだいぶ上からは
まとまった雨が降りましたな。
【ラップ表(実績値)】
GarminのGPSはオン、自動ラップはオフに。
エイドの「入」と「出」で手動ラップを取って、休憩時間やエイド間ラップを把握。

ゴールデンプランと実績値を比べると、大雑把に言って、
「ラン速め・休憩長め」でしてん
…って言うと楽な展開っぽく聞こえて残念やわ。
【スタート~海山園(29.6km)】

では、スタートしてから第一関門の海山園まで。
海山園っていうより「臨海学校」っていう方がピンときますな。
ンなことない?

スタート前。
ぐわぁTの集団は十数名いて、スタート時にワシの回りにいたのは
カブトムシさん・やまけんさん・ユキさん。
皆んなとがっちり握手してからスタート。
まず七竜峠往路。

一昨年も使った隠れプラン。名付けて「プラチナプラン!」
…って、違う違う。温存がテーマ。
歩いてエエとこを把握しときたかったんですわ。

七竜峠から降りてきた辺り。
これ撮ってくれたんは、たーはるパパさんかロボッチさんか…。
とにかく余裕がなかったから、あまり自分で撮ってませんねん。
この後の写真も感謝して使わせてもらいますわ。
そう。温泉街を抜けた辺りでtenkoさんの応援。
毎年ありがとうございます。
七竜峠を降りてから海山園までの区間。
たーはるパパさん・リンガンガーさん・ロボッチさんと
抜きつ抜かれつの展開。
19秒前フィニッシュのゴールデンプランが殊のほか知られていたんで、
「ワシに追い越される = 関門アウト」っていう意味で、
皆さん「ヤバいヤバい」的なことを言うてはりましたな。

これは磯辺神社エイド(21.0km)の直前。
ワシ(右)がカブトムシさん(左)を抜かすところ。
ひと言ふた言交わしただけで、
カブトムシさんの体調が悪いことを直感しましてん…。

自分が撮った数少ない写真。久美浜の市街地を抜けたところですわ。
# 碇高原までは基本的にこんな空模様でしてん。
ここからしばらくは久美浜湾沿いに走る。
コース図からはあまり分からんアップダウンがありますねん。
上りは遠慮なくウォーキング。
# プランに織り込み済みやからヽ(´ー`)ノ
そこそこの時間をたーはるパパさんと喋りながらのラン。

小天橋…当然歩き。この辺りは単独ラン。
超えたところでトイレ(小)にIN
まだまだ元気いっぱいで海山園エイド(29.6km)。
今年から(?)ココでうどんが出ましたな。
お腹空いてたんでお替りしましてん。
胃腸が丈夫なんが取り柄(笑)。
(続く)
楽勝ムード

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出張で富山にやってきましてん。木曜朝まで滞在予定でおま。
旅ランするには脚がくたびれ過ぎてますわ。
ホテル近所の銭湯で、
湯船と水風呂のインターバル(笑)3本しときましてん。
…で、さっき外に出たついでに、試しに小走りしてみたんですけど、
明日の朝ランは止めときますわ(苦笑)。
いや、あの、出来なくもないけど、きっと楽しくなさそうですわ。
*****
さてさて、丹後の話
皆んな優しいんやから…。ありがとうございます。
【装備・補給】
ま、既に書いた通り、「ほぼ普段の遠足ロング走の通り」。
特別装備は「ミニようかん2本・水」
…これは、最初の数エイドの混雑回避用。
あとは基本的にエイドで済ましましてん。
途中でエイドの水とVAAMに飽きて麦茶を買ったりもしましたな。
【天候】
一日中雨の予報がスタート時間には雨が止んで、
まぁ、途中パラっときたりしたものの、基本的に曇り。
「よっしゃ! 今日はもらった!!!」と思うも、
65kmくらい(?)の碇高原のだいぶ上からは
まとまった雨が降りましたな。
【ラップ表(実績値)】
GarminのGPSはオン、自動ラップはオフに。
エイドの「入」と「出」で手動ラップを取って、休憩時間やエイド間ラップを把握。

ゴールデンプランと実績値を比べると、大雑把に言って、
「ラン速め・休憩長め」でしてん
…って言うと楽な展開っぽく聞こえて残念やわ。
【スタート~海山園(29.6km)】

では、スタートしてから第一関門の海山園まで。
海山園っていうより「臨海学校」っていう方がピンときますな。
ンなことない?

スタート前。
ぐわぁTの集団は十数名いて、スタート時にワシの回りにいたのは
カブトムシさん・やまけんさん・ユキさん。
皆んなとがっちり握手してからスタート。
まず七竜峠往路。

一昨年も使った隠れプラン。名付けて「プラチナプラン!」
…って、違う違う。温存がテーマ。
歩いてエエとこを把握しときたかったんですわ。

七竜峠から降りてきた辺り。
これ撮ってくれたんは、たーはるパパさんかロボッチさんか…。
とにかく余裕がなかったから、あまり自分で撮ってませんねん。
この後の写真も感謝して使わせてもらいますわ。
そう。温泉街を抜けた辺りでtenkoさんの応援。
毎年ありがとうございます。
七竜峠を降りてから海山園までの区間。
たーはるパパさん・リンガンガーさん・ロボッチさんと
抜きつ抜かれつの展開。
19秒前フィニッシュのゴールデンプランが殊のほか知られていたんで、
「ワシに追い越される = 関門アウト」っていう意味で、
皆さん「ヤバいヤバい」的なことを言うてはりましたな。

これは磯辺神社エイド(21.0km)の直前。
ワシ(右)がカブトムシさん(左)を抜かすところ。
ひと言ふた言交わしただけで、
カブトムシさんの体調が悪いことを直感しましてん…。

自分が撮った数少ない写真。久美浜の市街地を抜けたところですわ。
# 碇高原までは基本的にこんな空模様でしてん。
ここからしばらくは久美浜湾沿いに走る。
コース図からはあまり分からんアップダウンがありますねん。
上りは遠慮なくウォーキング。
# プランに織り込み済みやからヽ(´ー`)ノ
そこそこの時間をたーはるパパさんと喋りながらのラン。

小天橋…当然歩き。この辺りは単独ラン。
超えたところでトイレ(小)にIN
まだまだ元気いっぱいで海山園エイド(29.6km)。
今年から(?)ココでうどんが出ましたな。
お腹空いてたんでお替りしましてん。
胃腸が丈夫なんが取り柄(笑)。
(続く)
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2016年09月19日 (月) | Edit |
まいどのど。
結果なんですけどね…。

84.9km丹後庁舎にて関門アウト。
# 16:25の制限時間を迎えたんは約1km手前。
2つ手前のエイド(79.4km)までは
何とかプランに食らいついてたんですけど、
そこからはどうにも脚が動かなくなって、
丹後海岸を落武者のようにフラフラ…。
どこを故障したとか、そんなんは多分なくて、
言うならば、
「初めてフルマラソン走ったときのラスト10km」
みたいな感じ(?)。
翌朝も「アタタ…」とか言いながら階段を下りてますわ。
ツラいレースやったわ…。
9/18(日)の走行距離: 84.9km
9月の走行距離: 196.4km
雨のTango

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結果なんですけどね…。

84.9km丹後庁舎にて関門アウト。
# 16:25の制限時間を迎えたんは約1km手前。
2つ手前のエイド(79.4km)までは
何とかプランに食らいついてたんですけど、
そこからはどうにも脚が動かなくなって、
丹後海岸を落武者のようにフラフラ…。
どこを故障したとか、そんなんは多分なくて、
言うならば、
「初めてフルマラソン走ったときのラスト10km」
みたいな感じ(?)。
翌朝も「アタタ…」とか言いながら階段を下りてますわ。
ツラいレースやったわ…。
9/18(日)の走行距離: 84.9km
9月の走行距離: 196.4km
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